千葉県我孫子市は、海抜約20m、南北延長は最長部で約4km、東西延長約14km、面積はおよそ43.19平方kmです。地理的には千葉県の北西部に位置し、東に印西市、南と西は手賀沼を隔て柏市があり、北は利根川をはさんで、茨城県取手市・北相馬郡利根町と隣接し、手賀沼と利根川にはさまれた細長い馬の背状の土地となっています。
昭和30年4月に我孫子町、布佐町、湖北村が合併して我孫子町となり、昭和45年7月に市制をしきました。豊かな水と緑に恵まれ、都心から約40km、常磐線で35分の近距離にあることから、首都圏へ通勤する人々の住宅地としての役割がおおきくなっています。
手賀沼は、もともと大きな沼であったが、江戸時代田沼意次の時代には干拓が進み、干拓された地域には水田が開かれた結果、8割の水域が失われ、現在では大堀川、大津川から沼周辺に農地が広がっている。
大正時代には、志賀直哉を始め、武者小路実篤ら白樺派の文豪、バーナードりーチなどの芸術家が住んでいたことでも有名である。南北の二つの水域は手賀川を介してつながっている。一般に、北の水域を手賀沼(上沼)、南の水域を下手賀沼(下沼)という。
沼の北から東にかけては我孫子市街地をはさんで利根川が流れ、小貝川の合流点も近く、JR常磐線と成田線が北側の沿岸近くを走っている。
流域面積は148.85km2、流域内の人口は約48万人。
工事中。
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